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24.jan.2021 高橋悠治作品演奏会III~フォノジェーヌ

日本を代表する作曲家・ピアニスト、高橋悠治の作品個展として、3回目の開催となります。

現在では演奏される機会がまれで、録音も残っていない初期作品の蘇演を試み、録音して後世に残すこと、また近年作を対置したプログラムで、他の追随を許さないこの孤高の作曲家の足跡を観客とともに追う貴重な機会となります。幼少期に高橋の作品に衝撃を受けて音楽の道を志し、現在も活動の原動力として影響を受け続けている作曲家・指揮者の杉山洋一による渾身のプロジェクトです。演奏には、杉山をはじめクラシック界、現代音楽界から精鋭たちが集結。若手演奏家も参加して、高橋の唯一無二の音楽世界を、実演のかたちで次世代に引き継ぎます。

今回は、失われたテープ音源を現代のテクノロジーで復元して蘇演に挑む初期作品《フォノジェーヌ》、今回の探索で楽譜が「発見」された《橋II》(世界初演)や近年の未発表曲、さらにアコーディオンのデュオ作品など、多彩な器楽曲をお届けします。




プログラム:

フォノジェーヌ Phonogène(室内アンサンブルとテープ)(1962)

橋II Bridges II(2ob, 2cl, 2trp, 3va)(1965 世界初演)

橋III Bridges III(弦楽四重奏)(1968 世界初演)

フォナールーペ Phonourloupes (弦楽四重奏)(2019世界初演)

ガンダルヴァ Gandharva(クラリネットソロ) (1994)

ル・ドゥーブル・ドゥ・パガニーニ Le double de Paganini(フルートとアコーディオン)(1986)

白鳥が池をすてるように Like Swans Leaving the Lake (ヴィオラとアコーディオン)(1995)


公演ホームページ:


出演: Amity Quartet(尾池亜美(vn)、須山暢大(vn)、安達真理(va)、山澤慧(vc)) / 泉真由(fl) / 田中香織(cl) / 岩島紗穂(cl) / 栃尾克樹(b.sax) / 笹崎雅通(C.fg) / 守岡未央(tp) / 森田小百合(tp) / 村田厚生(tb) / 松岡麻衣子(vn) / 般若佳子(va) / 對馬佳祐(va) / 松本卓以(vc) / 佐藤洋嗣(cb) / 布施砂丘彦(cb) / 大田智美(accordion) / 佐原洸(electronics) / 他 / 指揮: 杉山洋一



公演日: 2021年1月24日 (日)18:00〜 ※開場は開演の30分前です。※上演時間 約90分

チケット: 一般4,500円、学生3,000円(税込) ※カンフェティ席(会員限定特別割引席)4, 000円

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